そのサーバーいる?
2021-01-15
たまに小さい会社が「会社にサーバーあります」と言う話を聞く。
いわゆる社内サーバー。
正直なところ、それ、いる?と思う。
社内サーバーを置く理由
いろんな理由があると思うのだが、聞いてみると結局は「データの共有」が主な理由だったりする。
「データ共有なら、ドロップボックスとかgoogledriveでよくね?」と突っ込むと、大抵「そうなんですよね」なんて答えが。
もちろんデータベースがあって、それと連動している場合もあるが、ほとんどの場合がそんなものではなくNASと変わらないようなデータの共有で使われているところが多い。
で、あればクラウドストレージで問題ないのでは?と。
社内サーバーのデメリット
社内にサーバーをおくメリットもあるだろうが、デメリットも当然ある。
費用と初期設定
サーバーを持ってきても、初期設定やら素人にはできない。
専門知識がある人でないと、そもそも構築できない。
また、当然費用は掛かる。
機器そのもの費用
当然、機器そのものの費用が掛かってくる。
買い替えも必要。
自社に置いてるサーバーの最大の問題
それは物理的損傷だ。
例えば、地震や停電で壊れた場合、どこかのサーバーの一部を借りている場合はいいが、自社に置いてたら自社のPCと同じようにお陀仏の可能性さえある。
多くの理由にデータのバックアップを真剣に考えているなら、会社以外のところに置いておく方が安心なはずだ。
google DriveやDropboxでセキュリテイは大丈夫?
これについてもたまに聞かれる。
自社サーバーの方が安全だと思っているかもしれないが、よくよく考えてほしい。
ことGoogleDriveで言うと、Googleと言う世界最高の天才を集約して作って公開しているサービスで、そこのセキュリティを超えれる奴がいれば、きっと軽く核のミサイル発射さえもハッキングで可能にするレベルの事件である。
よって、自社でセキュリティの更新をしょっちゅうしないサーバーにデータを入れとく方がよほど危険なのだ。
大きなデータならAWSも
大きなデータを扱うのであれば、アマゾンが提供しているAWSもいいだろう。
AWSとはクラウドサーバーであり、データベースのストレージとしても使える。
また、アマゾンが提供していることもありセキュリティなども万全だ。
むしろ今後は、会社のPCにストレージはほとんどなく、そのPCでAWSにアクセスしてそこで作業する。
PCはただのインターフェイスになる時代はもうきているのだ。